想い人の命を握れるようになった女性は彼の『最高の表情』を求めるようになった

彼女は恋をしていた。
自信に満ちあふれ、自分を凡人と評し、見下す男性に想いを寄せていた。
(でも、これが当たり前だから良いの……涼ノ介さまの傍にいられれば……)
例え、気持ちが叶わなくとも、ずっと馬鹿にされていても良いと思っていたのに。
(蛍は……涼ノ介さまの一番素敵な顔を見つけてしまったのかもしれません)
ある一件で彼女の気持ちは大きく変化する。
同時に、想い人の運命も狂い出し……
■ゲームへのリンク■
※PC・スマホ、どちらからもプレイも可能です※
ノベルゲームコレクション
https://novelgame.jp/games/show/2273
■製作者さまのホームページ■
さやと さまのTwitterアカウント
https://twitter.com/2ndboy26
運営サイト
http://3810.yu-nagi.com/
Contents
「♡(あいす)るコトをお許しくださいっ!」の基本情報
■ジャンル■
想い人の『生殺与奪の権利』を手に入れた女の子のノベルゲーム
- プレイ時間/約15分
- エンディング/1
■キーワード■
片想い・告白・ヤンデレ・生殺与奪・サイコ・傲慢なプライドは折れるもの
■オススメポイント■
- 地位の高い傲慢男性と取り巻き女性の関係が一転するストーリー
- 尽す系女子のナチュラルな狂いっぷり
- 見下していた女性無しでは生きられなくなる男の前半後半のギャップ
■ストーリー性について■
大企業の跡取り息子・涼ノ介に恋する女性・蛍視点のストーリー。
女性はいわゆる想い人の『取り巻き』で見下されているが、ある事件により関係が一変し、立場が入れ替わってしまう。
前半・後半のギャップは勿論のこと、蛍の狂い方が自然な故にホラー感が色濃くなっているのが魅力。
■プレイのしやすさ■
分岐無しのストーリー。
セーブ機能が無いため、一気にプレイする必要あり。
(10~15分でクリア可能)
「♡(あいす)るコトをお許しくださいっ!」ここが面白い!

本作は、エリート御曹司の男性と、取り巻きである女性の関係が『ある事件』を機に一変する話。
取り巻きである蛍は、涼ノ介から見下されているのを自覚していても『それが当たり前だし、恋心が叶わなくても良い』と思い、涼ノ介は『凡人の蛍が自分に尽くすのは当たり前』と疑わずの関係を紡いでいます。
一言で言えば蛍が一方的に搾取されてる状態。
が、涼ノ介が奇病にかかってしまうことで事態は大きく変化。
しかも、奇病による発作を鎮めるには蛍の存在が必要不可欠になってしまい……
突然に想い人の『生殺与奪の権利』を手に入れてしまった蛍がどんな行動に出るのか……!?
斜め上な行動をしだす恋する女性と、それに振り回される高飛車男の展開をじっくり堪能できるストーリーとなっています。
傲慢男子の前半・後半のギャップが素晴らし萌える

蛍の想い人である涼ノ介は有名企業の跡取り。
それ故に自信過剰かつ、自分に尽くしてくれる蛍をナチュラルに見下しています。
前半パートでは、その性格を惜しみなく発揮。
完全に蛍が彼に良いように扱われているのが分かるレベル。
しかし、奇病を発したことで涼ノ介の人生は反転するかのように変わってしまうことに。

奇病による発作は最悪、『死』に至る物。
内容が内容だけに周囲には言えぬ類。
あらゆる要因が重なり、涼ノ介は蛍の協力が無いと生きていけなくなってしまいます。
加えて、蛍の様子が段々とおかしくなり……
自負に満ちあふれていた男性が、メンタル・プライド共々、粉々にされる姿がお好きな方には物凄く刺さります。
健気女子がナチュラルに歪んでいく姿がヤバ可愛い

都合の良い相手だと扱われつつも、涼ノ介に想いを寄せて言うことを聞く蛍。
最初こそは彼に対して無償の愛を捧げていますが、涼ノ介の奇病発症時の表情を見た瞬間、新しい扉を開いてしまいます。
そして、もっと彼の素敵な顔を見たいと強く願うことに。

あからさまに豹変するのではなく、じわりと狂った行動を始める蛍は、涼ノ介でなくても恐怖感を抱くこと間違い無し。
尽くす系が歪んでいく姿、ぜひぜひ目に収めてみてください。
プレイした感想
プライド高い男がメンタル&プライド粉々にされるシチュが大大大大好物故に、ストーリー全体を通して非常に萌えさせていただきました!!!
涼ノ介が後半で、どヘタレていくのは、何度も堪能した次第です。
これ、一生、強制的に蛍に振り回されるやつやん……!!!!
しかも、蛍がヤンデレというより恋心ありきで接しているのがたまらなくて好きです。
(今まで馬鹿にされてきた復讐とか負の感情が一切無い)
例の奇病は蛍は関係無さそうに見えましたが、実は…だったら更に狂気じみてて良いと思います。
(奇病と蛍の気持ちがタイトルと重なっているので、奇病発生の原因だったら面白いなと感じたので)
蛍が某機械を使って涼ノ介に恐怖心を煽るシーン、涼ノ介があの機械をよく分かって無い(身分的に自分が使うことはない)からこその効果だったのが物凄くお気に入りです。
自分も展開に釣られて失念していましたが、確かにあれだとXXできないよね的な。
あと、某機械の明るい色合いが後半の蛍暴走シーンと対照的になっているのがホラー感あるので、某機械のビジュアルはぜひじっくり眺めて欲しいです。
ゲーム中では、蛍&涼ノ介のその後(涼ノ介があのまま蛍に頼らないと駄目になったのか、別の方法を考えたのか)や奇病の詳細が伏せられていたままでしたので、続編的なゲームがいつか出て欲しいなと願わずにはいられません。
個人的には一生、涼ノ介は蛍に『生殺与奪の権利』を握られたままであって欲しい。
プレイはこちらから
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※PC・スマホ、どちらからもプレイも可能です※
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http://3810.yu-nagi.com/