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拝啓アリア・ユグドリオン様|面識の無い女性から突然の手紙。そこには父の秘密が綴られていて…

一方的な告白と懺悔…読んだあなたはどんな顔をしていますか?

拝啓アリア・ユグドリオン様

手紙は、こちらの意志を問わず、真実を語り出す。
故人の父が『本当に亡くなった理由』
送り主と名乗り、父と関係のあった女性が『犯した罪』

手を動かす度、紙をめくる度…
自分が介入できることのない、過ぎ去った時間が視覚から脳へと浸透していった。

 

リンク

■ゲームへのリンク■
※PC・スマホ、どちらからもプレイも可能です※

ノベルゲームコレクション
https://novelgame.jp/games/show/1684

■製作者さまのホームページ■

冬野夜子さまの運営サイト
http://ffyoruko.com/frozenflower/
Twitterアカウント
https://twitter.com/Yoruko_Fuyuno

 



「拝啓アリア・ユグドリオン様」の基本情報

■ジャンル■
1通の手紙で父親の真実を知らされるノベルゲーム

  • プレイ時間/10分
  • エンディング/1

 

■キーワード■
ファンタジー・手紙・切ない恋愛・深読みしたくなるテキスト・真実・エルフ

■オススメポイント■

  • 本当に手紙を読んでいるかのような演出
    (あえてのBGM無し+音は手紙をめくる時のみ)
  • 5~10分で読み終えられる手紙の中に含まれている数え切れない感情と物語が読了後にじわじわと来るところ
  • 手紙を送った人物、受取った人物の心情に対する妄想や考察のし甲斐
    (特に後者は色々なケースが考えられるので特に興味深し)

 

■ストーリー性について■

主人公・アリアが面識の無い女性から急な手紙を受取り、読む話。
中には亡き父親の知らなかった秘密、手紙の主が犯した罪についてが綴られており、緊張を帯びながらの進行が楽しめる。
手紙という仕様上、短時間で読了できるにも関わらずそれ以上の余韻に浸れるのが魅力。

■プレイのしやすさ■

分岐・セーブ機能は無し。
10分ほどで手紙は一通り読めるので、セーブ機能が無い点は殆ど気にならず。

 

「拝啓アリア・ユグドリオン様」ここが面白い!

手紙の長さとは反比例する、贖罪に至る話に手が震える

物語は、主人公のアリアが、見知らぬ女性からの手紙で父親と差出人の『秘密』を知っていく話。
ゲーム画面には文字がひたすらに書かれ、BGMは無し。
その代わり、手紙をめくる音が印象的に耳に響く仕様なため、プレイヤーも本当に手紙を読んでいるかのような気持ちにさせてくれます。

 

手紙の差出人と名乗る女性はエルフ。
普段ならば人間と関わらぬ種族でしたが、あることをきっかけにアリアの父親と出会い、共に時間を過ごすことになったようです。
文面からは、手紙の主がアリアの父親をいかに慕い、愛していたかが伺えます。

そのまま種族を超えた恋愛話が発展すると思いきや、アリアの父親と手紙の差出人は、『運命的な日』を境に大きく変わって行きます。

それは、切ない恋話では終わらず、二人が住む里全体・アリアの父親の命に関わる物で…

紙では到底綴り切れぬ贖罪と一緒に、差出人の現状も書かれ手紙は終わりを告げます。
それを、どう心に落とし込んでゲームを終えるのかは、プレイヤーの感情によるところが、本ゲーム最大の魅力だと個人的に主張したい部分です。

手紙の受取り主であるアリアが今、どんな人生を送っているのか。
アリアの母親は、隠された秘密によってどう影響を受けたのか。
などなど、あえて隠されている部分や可能性を考えると、無限大な『その後の物語』が生まれるのではないでしょうか?
(ハッピーエンドからバッドエンドまで色々妄想できます)

 

主人公の『ある選択』が紡がれた小説を読むとより世界観が楽しめます

製作者である冬野夜子さまのサイトにて、主人公であり、今まで知らぬ秘密を知った後のアリアが選ぶであろう『複数ある選択の一つ』が小説として公開されています。


ダーク面が強いルートで不穏な終わり方なものの、アリアの背景やもしもな一面が見れとても読み応えがあります。
(アリアの境遇がアレな感じだったら…なルートを妄想していた管理人でしたが、想像を遥かに超えて心を揺さぶられました。アリアの新しい生きる意味……辛い…)

 



プレイした感想(ややネタバレあり)

手紙だからこそなプレイ時間・仕様に加え、様々な続きを脳に浮かべられるシナリオにとても惹かれてのクリアでした。

種族を超えた恋愛だけでなく、里のしきたりや、本当にすべきことを怠った故の悲劇、責任感があるからこその犠牲…など、様々な物語が練り込まれており、手紙には書き切れない話が差出人とアリア両親の間にはあったのだろうな…と思わずにはいられませんでした。
(アリア父は、奥さんが妊娠しているにも関わらず○○になったのと思うと、一見、生真面目で誠実だけれど、家族側からしたら、たまったもんじゃないのが特に胸に刺さりました)

本ゲームの魅力だと個人的に感じたのは、読んだ後、どんなルートにいくのか・アリアがどう気持ちを落とし込むのかが、無限大に考えられるところだと思うのですが、私は

「アリアが幸せに暮らしている前提で、差出人の想いをそのまま受け止めるルート(その後、差出人に会いに行く)」
「父親が○○になったせいで、不幸になったアリアが差出人に怒りを積もらせるルート」
「アリアは許すけど、アリア母は差出人を許さない(またはその逆)ルート」
「実は読んでいるのはアリアじゃない(母親や里にいた誰か)ルート。最悪、差出人が破滅する」

的なのを考えていました。
勝手にその後を妄想していた身としては、製作者さまのもしもな選択小説が非常にたぎった上、こちらの予想格段上なダークっぷりに痺れました。
手紙に書かれた優しい言葉はアリアにとって全て○○の源になるのがツボ。
凄く………続きが見たいです。

プレイはこちらから

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■ゲームへのリンク■
※PC・スマホ、どちらからもプレイも可能です※

ノベルゲームコレクション
https://novelgame.jp/games/show/1684

■製作者さまのホームページ■

冬野夜子さまの運営サイト
http://ffyoruko.com/frozenflower/
Twitterアカウント
https://twitter.com/Yoruko_Fuyuno

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