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閉鎖病棟のアリス達|嘘と真実を知った瞬間、視界が一変する衝撃作!

あらゆる方面から『嘘』をつかれるノベルゲーム

精神的な事情で短期集中の治療をすることになった朽木真也は、入院手続きをして間もなく、顔に傷を負う少年から『アリス』を見つけてもらいたいと依頼される。

何故、自分が探さなければいけないのか?
そもそも、アリスは一体誰で、本当に存在しているのか?

閉鎖病院で繰り広げられる『嘘』の話。
貴方はどこまで見破れますか?

 

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「閉鎖病棟のアリス達」の基本情報

■ジャンル■
閉鎖病棟を舞台に『嘘』と『心』を問われるノベルゲーム

  • プレイ時間/約1時間30分
  • エンディング/2

 

■キーワード■
病院・心の病・犯罪・ホラー・中毒・少年少女・嘘・疑心・全員怪しい

■オススメポイント■

  • 正体不明のアリスと嘘を軸に展開されるミステリーシナリオ
  • 心の事情について学べる・考えさせられる細かい描写
  • 現実にあったら…を考えるとゾッとする絶妙なリアリティ

 

■ストーリー性について■

躁鬱病を患う少年が嘘まみれの病院内で正体不明のアリスを探す話。
どこまでが真実なのか分からない点・事実を知る度に不穏となるシナリオ故に、じわじわくるホラー感を体感できる。
全てを知った上で2週目をすると新たな発見あり。

■プレイのしやすさ■

エンディング分岐に関する選択肢は最後のみ。
好きなところでセーブ・ロード可能。
ラストに推理の答えを解き明かすパートあり(何度もやり直しOK)

 

「閉鎖病棟のアリス達」ここが面白い!

物語は、主人公・朽木真也が躁鬱病の治療をするため、とある病院へ入院するところから始まります。

短期の集中治療なため、普通ならば数日過ごして終わりとなる状況なものの、真也は入院して間もなく、謎の少年・クロから『アリス』を探して欲しいと依頼されることに。

アリスが誰なのはもちろんですが、真也はアリスのことを何一つ知りません。
訳ありそうな相手からの、不明瞭すぎる願い事は序盤からプレイヤーを不穏な気持ちにさせてくれます。

 

また、舞台となる病院内には、真也と同じく心への不安を生ずる人物たちが複数入院している状態。
ヒントを聞こうとするにも、どこまでが嘘か本当かが判断しずらいのもミソ。

 

暫くすると、アルコール依存の治療を目的として南雲龍之介という青年が入院。
彼は病気の改善とは別の目的を持っており、第二の主人公として操作が可能になります。

アリスに関する件を知らない真也と、何かを知っている様子な龍之介によるW主人公的展開(ストーリー中の謎を様々な視点から見られる)は、ノベルゲーム好きには、たまりません!

 

心に事情を持つ人物たち

アリスの情報を知るため、また、病院内で生活するために真也と龍之介は入院している人物たちと交流をはかっていきます。

しかし、彼女らは真也たちとは異なる『心の事情』を持っている都合上、意図せず真実がほかされてしまうことも。
会話で得た情報をどう解釈するかが重要ポイントです。

また、入院患者たちのふとした瞬間に相手の事情を知れる描写が非常に凝っているので、そちらにも注目して欲しいところ。

学べること、考えさせられることが多数あります。

 

キーキャラ・アリスの所業とカリスマ性

物語の重要人物・アリス。
中盤では彼女の凄惨かつ異様な背景事情(規制されまくって殆どの人が知らない)が明らかになります。

アリスの過去は、決して許されるものではありませんが、リアルに目にしたら、カルト的な人気が出そうだとつい感じてしまうレベルの物。

ぜひ、実際に見てどう感じるか体感してみてください。

アリスの事情を知れば知るほど、最後の選択肢を重く感じることができます。



プレイした感想

病棟の閉鎖的かつ不気味な雰囲気と、アリスというファンタジーなキーワードが交り合っているのがとてもツボに入りました。
(自分が真也だったら、入院してすぐ、謎過ぎる少年から「アリスを探せ」って言われたら混乱して更に病みそう…という不穏感も併せて好きです。なので鬱な気持ちを取り除くため、チャらいorギャグ台詞を積極的に選びまくりました)

アリスの事を知る度・事実を知る度に、操作側の視界が歪む(主に精神的な意味で)仕様が重なりまくり、最後のあの選択肢は選ぶのにかなり迷いました。
片方の方だと、ややポジティブな文章で締め括られましたが絶対にそうじゃないやつ……という気持ちが引きずってのクリアでもあったり。

オチに関しては自分は思いっきり外した故、把握済みで再プレイすると「だから、こういう台詞言ったのか!」な驚き(喜びでもある)があったので、二重に楽しめました。
推理パートの選択肢もこっそり凝ったひっかけがあるのが好き!!!

また、登場人物の事情が加味してどれが真相なのか、嘘なのかが判断しずらいのも絶妙ですね。
一部を除く全員が、何かしらの過去を抱えており、台詞やふとした仕草でその背景や生きづらさを感じられるところがとても好みでした。
あの中でちゃんと退院して、元の生活(?)を送れる人はいるのかな…と考えると何とも言えない気持ちになりますが。
○○は、経緯が悲惨なのでゆっくりで良いから症状を治して社会復帰して欲しい。

 

※以下、ネタバレありの感想があるのでご注意※

 

ネタバレありの雑談

 

真也はアリスの幼馴染(真也自身は忘れてる)で、龍之介は無意識にアリスに惹かれ、事実を求めて首をつっこむマン→最後には死ぬと予想してましたが全然違ったよ!!!!!!!
こうして見直すと恐ろしいほどに浅い推理してるな自分…orz

アリスの正体で一人を選んだあと確認のメッセージが出るのが本当ツボofツボでした。
確かに「それでいいですか?」ってなるよね。
よくよくテキスト見直すと、なんで真也と龍之介は交流無いのに(出会ってもない)情報共有してるの!?に繋がって当時はゾクリとさせていただきました。
そして、真也はアリスの罪を背負って生きたいか?がもう重すぎて…自分だったらあんなポジティブなこと思えずに死ぬかもしれない。
むしろ真也も真也で狂ってたから生きる選択ができる可能性があったのかもしれませんね。

アリスの事件は、もし、リアルに存在していたら、色々拗らせてた学生時代の自分はめちゃくちゃ彼女を慕いそうだと感じてしまいました。
完全なる復讐ってああいう形こそだよね的な意味で。

ラストでクロが真也に被害者の賠償関係の話題出してたけど、アリス(真也)両親はどんな状況なんだろうという恐怖を感じたのは私だけではないはず。
虐めっこ側の自業自得もありますが、3人をあの状態にしたので相当の賠償額求められそう…

レイは、相貌失認とも言われてましたが薬物中毒が影響してたのかな?
ユキさんが最後に読み上げたレイのカルテ、非情だけどあの対応仕方ないよね…
(終盤で薬が切れてヤバいレイを思い出しながら)
でも、あれはあれで周囲の患者に被害がいきそうだけど、それすらも患者の自業自得とあの病院は解釈するのかも。

カンナはあらゆる意味で外には出ていけないタイプだなと。
廃課金勢だけでもヤバいのに……
真也とまっさきに仲良くなれたのも、意図的だったのでは…と今更ながら思ったり。

涼太こと涼子は、今に至るまでの事実(がユキさんによって読まれる)が辛すぎて後味悪かったです。
いつか涼子が立ちなおって欲しいと願っていますがあの病院……大丈夫じゃないよね絶対。

 

因みにクリアしてからは、アリスよりユキさんの方が怖いです。
2週目でユキさん見た瞬間、「ひえ…」となりました。

 

プレイはこちらから

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