王都にはびこる謎の霧と悪意の正体は…? 探偵勇者の活躍再び


はじまりの村を出て約1ヶ月。
レインとシグルドは、王都に辿り着くが、ある問題を起こして投獄されてしまった。
二人が牢に入れられ、悶々としている中、王都には、はじまりの村同様の不可解な霧が発生してしまう。
「そろそろ頃合いでしょうかねぇ…わが主のため、皆さんには犠牲になってもらいましょう」
混乱する人々を見て、ほくそ笑む、敵の正体とは?
また、今回は霧以外にも別の問題が発生し……
優しい勇者は仲間と共に王都を救うことができるのか!?
※ご注意※
本記事は『名探偵ゆうしゃ 〜はじまりの村〜』をクリア済み前提の内容となっております。
これからプレイ予定の方はご注意ください。
↓前作のレビュー記事はこちら↓

Contents
「名探偵ゆうしゃ2 〜呪われた王都〜」の基本情報
■ジャンル■
王都で起こる不可思議な現象を解決するRPG風謎解きゲーム
プレイ時間/約2時間
■キーワード■
勇者・RPG・おつかい・謎解き・仲間・探索
■オススメポイント■
- 前作と被り無い謎解き要素
(緩い頼まれ事から、間違えると取り返しがつかない物まで多数!) - 戦わなくても冒険をしている感を味わえる雰囲気がパワーアップ
- 大事な所でミスをするとゲームオーバーになってしまう緊張感
- 仲間内での会話が増えたことで、より味方サイドに愛着が持てる仕様
(更に新たな仲間も!?)
■ストーリー性について■
前作から1ヶ月後、王都に着いたレイン(主人公)とシグルドが、はじまりの村で遭遇した『謎の霧』に再び遭遇し、原因を突き止める話。
霧以外にも謎が複数あり、それを追い求めていく形でシナリオが進行する。
前作プレイ済みのプレイヤーならばハッとするシーンが多く練り込まれており、テキストもかなり増えている。
■プレイのしやすさ■
前作同様、移動方法は独特。
行動によってはゲームオーバーになる場合も。
(直前からやり直せる)
謎解きに詰まった場合は短い広告視聴で分かりやすいヒントが見れるお助け機能あり。
■課金要素■
本編に課金要素は無し。
広告削除オプション・制作者さまへのお布施が課金要素としてあり。
(前者はプレイが格段にしやすくなるのでオススメ)
「名探偵ゆうしゃ2 〜呪われた王都〜」ここが面白い!
前作とのギャップがたまらない謎解き舞台

本作は『名探偵ゆうしゃ 〜はじまりの村〜』から約1ヶ月後の話。
王都では、はじまりの村と同じ謎の霧が起こる現象に見舞われるだけでなく、魔物の出現など多くの問題が発生し、混乱一色となっていました。
肝心のレインとシグルドは、王都に着いた直後、ちょっとした揉め事(?)により、牢獄に。
事情を聞いた大臣が、まずはレインだけを出し、霧の原因を突き止めるよう依頼するところからストーリーが始まります。

緩いおつかい要素(頼まれた物を取りに行く)もありますが、事態が事態なため、緊迫感がある中での探索が前作とのギャップになり、プレイヤーを楽しませてくれます。
情報収集していく内に、霧以外にも問題になっていることがいくつも発生。
山積みになる謎は全て解決できるのか!?

謎解き・推理の種類は前作と同じく色々なバリエーションあり。
ただし、推理した結果を報告する時など、重要なタイミングで選択肢を間違えたりふざけると即ゲームオーバーになる時があるのでご注意。
このドキドキ要素は本作から!

また、はじまりの村に出て来た謎の男も登場。
今回の霧も彼が原因のようですが、男には仕えている人物がいるなど、新たな情報・謎を多く得られます。
彼との決着はつけられるのか……

バトルが無いRPGしている感が天井知らず!

舞台が王都ということで、探索マップが前作より格段にパワーアップ。
各室内を調査するのはもちろんですが、地下を探索しての謎解きは、RPGをやっている気分になり、敵とのエンカウントが無いと知っていても、緊張感が取り切れません。
(謎解きも地下ならではな物が複数備わっています)

敵が出て来るイベント時では、味方サイドの心強さも改めて味わえます。

↑の画像を見ると分かりますが、今回は2人目の仲間が登場します。
シグルドに続き誰が、レインのパーティーに入るのかもお楽しみに!
プレイした感想(ネタバレあり)
はじまりの村は、霧関係以外は比較的平和だったものの、今回の王都は霧以外にも色々なことが起こっている故の緊迫感があったのが面白かったです。
敵があらゆる所にいる感じが前作とのギャップ差があって良いですね。
その雰囲気があるからこそな、即ゲームオーバーとの組み合わせがマッチしてて好きです。
探索舞台が地下や王都内なためか、より冒険している感がアップしており、RPGをプレイした感が凄かった……!
特に地下通路での探索は、本当にエンカウントするんじゃないかと思ったくらい迫力ありました。
兵士長の件は、正体を見破る前にもっと怪しい所を目撃したり、証拠を集めたりして王や大臣と論破対決(推理)する流れとかだったらもっと楽しかったかもですが、正体が正体だから難しいかと勝手に納得。
(情報の集め方や、聞きこみ度、進行によっては一発で倒せるとかな微妙にルートが変わるのとか次作でやってみたいです)
黒服の男との決着は、残念ながらお預けでしたが、前回よりも出番があり、不気味さが増してて彼との直接対決がドキドキなところ。
冒頭にさり気なくいたシーンは、前作プレイ済みならばゾワっとしたシーンかと思います。
前作ラストでシグルドが仲間になったシーンを見て「続編はしゃべる仲間がいるから味方サイドの描写楽しみだな」とワクワクしていたら、新たな仲間もプラスされ、賑やかな雰囲気になってきたなと嬉しみ。
仲間がしゃべることで、レインの人間性もより分かりやすくなって良かったなと。
そして、選択肢によっては仲間を売る腹黒レイン(もちろん、ゲームオーバー)に爆笑しました。
お前…そんな一面があったのか……!!!
冒頭で、主にシグルドがトラブルに巻き込まれた話、RPGならあの動作って普通にやるよねと感じていたので、兵士からつっこまれたのが個人的にとてもツボでした。
今作を通してシグルドに茶目っ気があるのを知れて私は嬉しい。
(下着(?)姿が全身真っ白で可愛かった)
はじまりの村で仲間になりそうでならなかったフレイア(にわとりになってた魔法使いのお姉さん)と再会できたのは、予想していなかったので驚きました。
しかも、レインに気があるという……!!ラブコメの波動!!!!!
…といっても、まだフレイアとレインの描写はこれからという感じでしたので、次作では、何らかの進展があったり、シグルドが加わって、喧嘩したりしてたら可愛いなと思いました。
移動方式は相変わらずでしたが、物が多いところでは結構ひっかかってしまったので、タップ移動形式も選択可能になるとありがたいです。
(もし、逃げ要素が追加されてこの移動形式だとかなりハードになりそうな予感)
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