持ち込んだ物(1つだけ)で生死どころか未来が変わる、サバイバル×ノベルゲーム

目を覚ますと男は無人島に流されていた。
絶望の中、「アレ」さえあればと願う男は、奇しくも願った物が海に漂流しているのを見つけ、脱出を試みるが……
「無人島に何か”1つだけ”持っていくとしたら、あなたは何を選ぶ?」
超王道だけれど、絶対的な答えが明示されていない質問の解答が待っているかもしれない
異色のサバイバル・ノベルゲーム!
あなたは何を持って無人島から脱出しますか?
■ゲームへのリンク■
※PC・スマホ、どちらからもプレイも可能です※
ノベルゲームコレクション
https://novelgame.jp/games/show/2306
■製作者さまのホームページ■
加藤 匠さまのTwitterアカウント
https://twitter.com/morisoba0121
Contents
「無人島」の基本情報
■ジャンル■
無人島に「何を」持っていければ生き残れるのかを追及するサバイバル系ノベルゲーム
- プレイ時間/約1.5時間
- エンディング/12(管理人が確認できた数)
■キーワード■
無人島・サバイバル・友情・恋愛・発狂・理不尽な死・エンディング多彩
■オススメポイント■
- 有名な質問を題材にした斬新なゲームシステム
- 1つだけしか手に入らないアイテムで主人公が体験する理不尽かつとんでもないエンディングのレパートリー
- 立ち絵がなくとも濃いキャラクターたち、それぞれの主張は時に心に深く残ることも
■ストーリー性について■
ブラック企業勤務に疲れた男性がヤケで旅行をしたら無人島に流されて…から始まる直接入力型サバイバルゲーム。
プレイヤーが入力する「1つだけ持っていける物」によって主人公の運命が大きく変わる。
不思議系なエンディングも多く、色々な解釈や考察ができるのが魅力。
■プレイのしやすさ■
セーブ機能は無し。
1キーワード(持っていけるアイテム)ごとに約5~10分ほどのシナリオを読むタイプなため、切りのいいところで区切るか、一気プレイのどちらかとなる。
「無人島」ここが面白い!
無人島に持ち込める物を「本当に選べる」ワクワク感

ブラック企業から逃げるように無断欠勤旅行をしたら遭難→無人島に到着してしまった悲壮感マックスの主人公。
本ゲームのメインは、無人島に持っていける物を1つだけ選んで、主人公を生還させることとなっています。
因みに『持っていける物』は直接入力するタイプ。

入力した物は翌日、主人公の元に。
(この不思議システムは、とあるエンディングの伏線になってます)

主人公に1つだけ物を託したらあとはストーリーを見届けるのみ。
その後の選択肢は一切ありません。
サバイバル経験皆無の主人公は、たった1つの物でどこまで生き残れるのか?
もし、理不尽な死を遂げてしまっても、その中で垣間見える主人公の独白で新たなヒントが姿を表し、新しい結末を見れる展開も。
それを何度も重ねて行くと……
「物」だけでなく「人」も持ち込みOK! 極限状態が織りなす絆の結果は…

主人公が持っていける物は、『人』も選択可能!
(進行ルートによって主人公の交流関係が発覚していきます)
彼の中で浮かぶ、『無人島に呼びたい人』は、信頼できる人物だったり、そうでななかったり。

極限状態な場所で再会したからこそ、初めて知る相手の姿や真意。
それに直面した主人公はどんな結末を選ぶのか?
醜い一面が見えて鬱ったり、主人公がアレと化したり…
中には『無人島』に来たからこそ芽生える感情や、人の暖かさを改めて感じられるほっこりストーリーが待ってることも!?
ミステリー要素や推理要素もあり、メモ取りが楽しくなる展開

探索(特定のアイテムを持っていると可能になる)をしていく内に主人公は少しずつ島の秘密を知っていきます。
この無人島はループしている?他に同じ境遇の人がいる?
生きて行くための条件がある???
また、探索中に特定のキーワードが表示されることもあり、それを『持っていける物』として入力することで今までとは異なるストーリーが解禁されていく仕様は、ついおっくうになるメモ取りが嘘のように楽しくなります。
プレイした感想
誰もが1度は問われたであろう質問がテーマなゲームは、ありそうでなかったのでタイトルに惹かれて一気にプレイしました。
イラストがなく主に背景だけな世界観が、かまいたちの夜などのノベルゲームが過り、大変たぎったポイントでもあったり。
持っていける物で生死が変わるストーリー展開はもちろん、人も呼べてしまってその相手によって主人公のメンタル変動率が変わるのも、とても楽しかったです。
人間は物だけじゃなく、心も大切なのだと、何度も痛感できました。
こういう時の人間関係ってフィルター無くなるからよりリアルになりますよね。
とりあえず、帰還したルートの主人公は白井とは全力で縁を切って!!
あと、あすかが普通に良い子(最後のアレは主人公が悪い)だったので、凄く性格悪いの想像してたのを全力で謝りたい……!!!
エンディングは「これが正解」というのを絶妙にぼかしてくれているお陰で、好みの結末を解釈できるのも好きです。
願った物がゲットできる展開に対するヒント的なエンディングが一番現実的だったかもです。
個人的にナイフエンド後の主人公がどうなっていくのかが気になります。
あと、白井エンドのその後も。白井が新たな●●になるんだろうなあ…
あと、謎の男が語る『ループ』に対する主張がとても考えさせられ、その後の主人公の独白で『生きれる時間が有限』に対するポジティブな感情が芽生えました。
なんとなく目標が無くて生きてる方には特に刺さるのではないかと!
(色々と迷走中の管理人にもかなり刺さりました)
自分が見たエンディング(ネタバレあり)
管理人が実際に入力してエンディングになったキーワード12つを記載。
今後、アップデートがあった場合などを考えた自分用メモも兼ねてます。
もし、まだ入力していないキーワードがあればぜひお試しください~!
※順不同
- スマホ
→島の謎を知れるものの、謎の男に襲われ死亡。 - ナイフ
→謎の男を殺してなんとか脱出。終わり方がとっても不穏。 - 白井大輔
→ヤベエ奴は年を重ねてもヤベエ奴だった。 - 木村健太
→友人関係の大切さを知れつつも悲しい締め。 - 立花あすか
→口は災いの元。あすかがラスト以外普通に良い子で驚く。 - 岡本ミサ
(「ミサ」だけは選択不可能)
→謎の男が唯一救われる展開に。主人公も脱出できるがまさかの結末が。 - 岡本勇太郎
→突然の死(真相を知っていると「でしょうね!!」な終わり) - 水
→謎の男に襲われて死亡 - 食料
→謎の男に襲われて死亡 - 未入力(空白のまま決定する)
→最初の2回は「船」「食料」のキーワードヒントが出る
→3回やると、謎の男に襲われて死亡。知ってた!!! - 船
→脱出を目論むが失敗。尿の大切さを学べるエンド。 - 鈴木慎也
→主人公のフルネーム。実は主人公は●●してた…な世にも奇妙な系。
プレイはこちらから
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※PC・スマホ、どちらからもプレイも可能です※
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