ノベルゲーム(アプリ)

【アプリ】おたのプリンセス!|男子ばかりな部活にオタサーの姫が入ったら全員が変わってしまった件

エスカレートしていくヒロインと変わってしまう友人たち…部の存続は主人公次第!?

おたのプリンセス! ~ゲー研とオタサーの姫~
おたのプリンセス! ~ゲー研とオタサーの姫~
開発元:Hiroshi Fukuda
無料
posted withアプリーチ

浮ついた話が無く、自身の趣味に没頭する男ばかりが集まる情報研究部……通称・ゲー研。
そこに、転校生である女子が入部したことで『全員』の歯車が少しずつ崩れていった。

彼女に惹かれる者・反発する者、秘めていた性癖が露呈してしまう者……
それぞれの行動は、どんどん裏目に出てしまい、次第に今まであったはずの友情にも亀裂が生じてしまう。

そして、僕自身も……

「……当然、私と付き合ってくれるよね?」

気づいた時には全てが手遅れだった…

僕の初恋は、彼女に奪われてしまった。

 



「おたのプリンセス!」の基本情報

■ジャンル■
男子だらけの部活×訳あり女子が綴る青春ノベルゲーム
プレイ時間/約2~3時間(開発パート込み)

■キーワード■
オタク・オタサーの姫・逆ハーレム・ゲーム開発・友情・恋愛・青春・オタクあるある

■オススメポイント■

  • オタク男子たち&オタサーの姫という組み合わせだから起こってしまう亀裂・気まずさだけでなく、友情も込みで味わえる青春チックなストーリー
  • マニアックな趣味持ちの人には特にダメージを食らう、ヒロインの過去
  • 放置ゲーム要素の凝り具合が絶妙なため、進行に嫌気が来ない
    (エンターキーを強く押すことが好きな人にはたまらない小ネタあり)

 

■ストーリー性について■

ゲームコンテストでの優勝を目指すべく、奮闘中な情報研究部(男子しかいない)にちょっと訳ありの女子が転校・入部したことで部内がかき回される話。
中盤までは、男子の中に女子がいると高確率で起こるであろう事態になるが、選択肢や分岐によってはスポ根並みに熱い展開になったりする。
ヒロインの過去は、○女子ならば、黒歴史が脳内に浮かぶかもしれないヘビーな内容。

■プレイのしやすさ■

開発パート(放置ゲーム要素あり)とノベルパート(選択肢によって結末が変わる)を交互に行っていくタイプ。オートセーブ故に記録部分は気にせずプレイできる。
放置ゲーム要素は、救済処置や変わった操作方法のため、殆ど苦にならない。

■課金要素■

シナリオ関連は、無課金で全て開放できる。
広告削除・開発パートおよびノベルパート補助アイテムが課金にて入手可能。
(広告削除すると、ロード時、部員メンバーのミニキャラが闇の中を飛んでて可愛くなる)

 

「おたのプリンセス!」ここが面白い!

ヒロイン・ヒメコの入部で段々と変わって行く部内の雰囲気にゾクっとする

舞台は、モダン工業高校・情報研究部(通称・ゲー研)。
部長である主人公(名前変更可能)は、個性的だが、決して悪人ではないオタクたちとディープなやりとりをしながらも『ゲームコンテストで優勝』という夢に向かって奮闘してます。

メンバーは
一人を除いて二次元の女性には精通しているが現実はry…な男子たち。

アニメ・フィギュアオタの王道系オタ、ヒデブ(画像左)
頭は良いが、ちょっと胃が弱い、ガリレオ(画像右)

部唯一のイケメンであり主人公の親友、イケメ(画像左)
やたらカタカナ言葉を使いたい系後輩、イッシキ(画像右)

 

コンテストに向けて本格的な部活動になる中、まさかの転校生かつ、入部希望の女子が現れ、彼らの運命を大きく変えて行きます。

新入部員のヒメコは、イラストを描くのが好きかつ、♂♂にも理解がある、●女子。
メンバーのイラスト担当にと歓迎する一行ですが、なぜだか主人公は段々と彼女が可愛く(?)見えていっている模様。
そして、他のメンバーも同じになっているようで……

 

ヒメコの入部であきらかに雰囲気が変わっていくゲー研。
ある日、とある人物の告白を機にヒメコは更に可愛くなり、変貌を遂げ、部員たちは日に日に彼女の奴隷と化していきます。
更に、皆で出かけた際は、第三者に横暴な態度をとる始末。

可愛いから…では済まされない状態になった部員たちは、ヒメコに対し、ある行動をしますが、それが、ヒメコにとっては『地雷』になってしまい……

かつてのゲー研の雰囲気に戻すにはどうすればいいのか?
訳ありのヒメコを、どう説得すれば解決するのか?
同性・異性、どちらとも友好的に進められる未来はあるのか?

主人公はストーリーの所々で迫られる選択肢を選んで、ゲー研の目的達成もとい、ゲームコンテストの優勝を目指します。

選択した結果によっては、部活がとんでもない事態になり、コンテストどころではなくなることも!?

 

ヒメコが受けた『裏切り』はオタクだからこそ受けたもの?

ヒロインであり、部内をかき回しまくった張本人・ヒメコ。
中盤では、主人公が偶然、ヒメコの闇に関する一部分を目撃するシーンや、ヒメコ視点の過去話を見ることができます。

ヒメコが横暴になった原因は、転校前の学校で受けた『裏切り』
そして、それはオタクだからこそ、起こってしまったのかもしれない内容。

全ての物語を知った後、彼女にどんな言葉をかけるべきなのか?を主人公は見出します。

それが、ゲー研の目的達成であり、ヒメコを救い、メンバーの絆を固くしていく展開は、スポーツ漫画に匹敵するほど、熱い展開ですので、途中で(ストーリー的な意味で)辛くなっても最後まで進めてみてください。
オタクたちの熱意、予想以上にかっこいいです。

 

放置ゲームパートで、開発者になりきれる!

本ゲームの放置ゲー要素は、部員たちにタスクを振って、ノルマを達成させるタイプ。
ただタップするオーソドックス系ではなく、部員の状況を見ながら割り振ったり、時にはブーストアイテムを与えたりと、非常に凝っているのが魅力的です。
そして、部員たちのドット絵がとても可愛い。
(あと、とある部分が章によって変わるので、そちらも注目してみてください)

また、画面下にあるキーボードアイコンを複数回打ち、隣のエンターキーをタップすると、部員たちのタスク消化を少しだけサポートできる上、一部では超有名なエンターキー超大きく押す音こと「ッターーン!!!(例のキーボード音)」が鳴るため、こちらも作業をしている気持ちに慣れる仕様付き。
(めちゃくちゃクセになるので、ぜひ実際に体感して欲しい部分)

ゲームオーバーになり、再度、開発パートに行ってしまった際は救済処置として、ノルマ数が少なくなっているので、途中で飽きたり辛くなったりすることはありません。
こういう放置ゲー要素、もっと普及したら幸せになる人、いっぱい、いそう。

 



プレイした感想

オタサーな姫に部活がめちゃくちゃにされて奈落へ落ちる男子たち…なゲームを予想してプレイしましたが、キャラクターたちが時にはもめて間違えて成長して目的に向かっていくという、非常に胸熱なシナリオでした。
男子たちがメロメロになったけど、手のひらを返してスカッとする…な終わり方にしなかったのがとても好感度大。
特に、イッシキは勇気を出したにも関わらず、酷い仕打ちを受けたものの、最終的に自身の非も認め、ヒメコと友情を結べたのは純粋に感動しました。
(因みに、イッシキを勇気を出して○○するシーンのヒデブとガリレオ、めちゃくちゃ笑いました。うん、分かる。自分もあの場にいたら、同じになるかも的な)

主人公がヒメコが段々と可愛く見えて行った仕様は、作中で説明された某病のせいなのか、ヒメコが影で努力していたのか…どちらにも取れる感じがツボ。
でも、ベストエンドの主人公は、心から初恋を奪われてそれを噛みしめていると思いたい…

ヒメコの背景はオタク属性持ちな学生を過ごした自分にはかなり心に来る内容で、胸が苦しくなってしまったり。
あの事件、誰も解決できないし、黒幕が自白しない限りはずっとヒメコが悪人扱いという胸糞だったので。
だからこそ、ヒメコの態度に(ちょっとなびいてしまったけど)向き合った主人公たちと出会えて良かったのでは、と個人的に感じました。

そういえば、腐女子っ気が多少なりともある管理人的にはヒメコがあの二人でBL構図をやらせたことに、ディープ性を感じずにはいられませんでした。
ヒメコの描いたBL作品、読んでみたい……
(安易に主人公とイケメにしないその選択が好きです)

登場人物は、皆、個性があり愛着が沸き、クリア時はとても寂しくなりました。
(黒幕は絶許だけど、ああいう子は実際いそうだなというリアリティがあり、キャラとしては好きです)
因みにヒデブ・ヒメコは、他人には思えず、たぶん私は二人を足して割ったオタクだったのかもしれない…と何故か過去の自分を思い出してしまいました。
あと、グラフィックは無かったものの、顧問の先生が地味に存在感がありつつ、ぬるっと名言(時間に関するやつ)言ってて好きです。
また、コンテストで戦った某キャラが、今後、挫折を乗り越えて成長していたらいいなとつい妄想してしまったり。

 

以下、そこそこネタバレ込みの感想

 

全てが変わらない、だがそれが良い(ネタバレあり)

ストーリーをコンプリートしつつ、主人公とヒメコの新しい未来を見届けた後、恐らく、私のように「ヒメコを転校に追いやり、彼女の友人を傷つけた黒幕に何も鉄槌を下せないの辛いでござる…」という感情が芽生えてくるかと思います。
(作中、黒幕の動機らしきものは分かるけど、その辺りも直接的な表現は無し)

しかし、主人公が某ナルホドくんみたいに事件の真相を暴き、ヒメコを陥れた黒幕を論破し…だと、ゲームのテーマから外れてしまいますし、現実的なことを考えると、ヒメコの闇を取り除いて良い意味で初恋を奪われる…で十分、それ以上はご都合すぎだよ?というメッセージを感じた次第であったり。
ヒメコを受け入れ、彼女を救い、目的(コンテスト優勝)を達成した時点で主人公とゲー研メンバーは良くやったんだ…!

黒幕は、好きだった男子(大会で出会った彼)の想い人がヒメコ友人なのを知り、嫉妬(キモオタのくせに!的な)→ヒメコたちに近づき、例の事件を起こして見事、好きな相手を射止めたという張本人だけがハッピーな顛末という解釈でしたが、
大好きな彼氏の趣味を理解しているようで全く理解していないので、長く続かなそうな気もし、いずれ、報いが来るのでは?と思うことで気持ちを落ち着かせました。
(あわよくば、しくじって例の事件を引き起こしたのをバレて欲しい)

…と言いつつ、ヒメコに裏切られたと思ったままの彼女は、何らかの救済が欲しかったです。
(エンディングによってはヒメコは救われるけど彼女は…なので)
むしろ、私があのゲームのナルホドくん的な存在に転生したい…

 

余談ですが、イケメに恋人がいるっぽい?描写は、本当か否かが気になりましたが、不明瞭にするからこそ、ロマンがありますよね。
イケメは皆のイケメってことで。

 

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