ノベルゲーム(ブラウザ)

re.|消耗品の涙……真顔不可避な虚無感にゾクゾクする

リサイクルについて考えさせられる鬱ゲーム

re.

さあ きょうも よろしくたのむぞ
おまえは いつもどおりに しごとをして
「***」を さいごに にゅうりょく すればいいんだ

だから そのとおりにする

「あれ」に 「***」を にゅうりょくして そして……

 

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■ゲームへのリンク■
※PC・スマホ、どちらからもプレイも可能です※

ノベルゲームコレクション
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■製作者さまのホームページ■

Twitterアカウント(pmpmさま)
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「re.」の基本情報

■ジャンル■
モノから部品を取り出してリサイクルしていく虚無型ノベルゲーム

  • プレイ時間/約20分
  • エンディング/2

 

■キーワード■
リサイクル・鬱・記憶・闇が深すぎる・察してはいけない恐怖

■オススメポイント■

  • 自分が何者かすらわからない状態で『何か』から部品を取り出すホラー感
  • 『何か』との会話で分かって行く自身の立場にゾワっとする
  • 疑問が解けた瞬間、快感ではなく心に重い鉛が落ちてくる感覚

 

■ストーリー性について■

リサイクル(?)用に『とあるモノ』から部品を回収する内容。
不穏かつ悲痛な雰囲気に特化しており、ストーリーの全貌が良い具合に隠されている。
キャラクターの台詞を元に推測していくタイプ。
答えがない分、プレイヤーによって様々な答えが出てくるであろう部分が魅力的。

■プレイのしやすさ■

好きなタイミングでセーブ&ロードが可能なノベルゲー仕様。
何度か入力・選択画面が表示されるものの、即死要素は無し。

 

「re.」ここが面白い!

謎の部屋で行う謎の作業が不明瞭すぎて怖い

正体不明の『誰か』から作業の開始を伝えられる主人公。
指示者についても分からず、仕事内容についても謎。

とにかく「***」を入力しろと言われるだけ…

本ゲームでは、主人公はもちろん、背景や設定が分からない暗闇状態からのスタートとなります。

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主人公はただただ、仕事もとい「***」というパスコードを入力する作業をするのみ。

作業対象は人間のような、そうでないような謎の個体。
何もかもが意味不明でちょっとした音すら怖くなるほど。

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パスコード入力時に多少の会話をすると、個体たちはそれぞれの思い出は『ここ』に来るまでの経緯を語るなどしてくれます。

そして、全ての個体は最後に必ず
「ちゃんと ぜんぶ わすれなきゃ」
と悲しそうに囁きます。

主人公は個体たちに対して何も反応せず
ただ、淡々と「***」というパスコードを入れて行き作業を進めていきます。

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喋らない主人公と「***」の意味が分からないプレイヤー側の常識の乖離がこのゲームを最大限の怖くしてくれるスパイスとなり、じわじわと心の中へと浸透していきます。

 

少しずつ背景が分かる度に背筋が凍る

順々に個体と話し、入力作業をしていく主人公。

個体との些細なコミュニケーションからは、序盤から真っ暗だった背景事情が明らかになっていきます。

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中には、他の個体と関係性のあるキャラクターも。
台詞の中には悲痛なモノから、暖かかったと思われるモノまで様々。

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会話の中には主人公に関する内容も……

一通り、入力作業を終えると冒頭で指示を出した『誰か』が語りかけてきます。
その言葉から、今まで接して来た彼(?)らの正体に関する欠片が生じてくるようで。

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更に、『誰か』は
「最近、アレのデータを消去せずに解体しているケースがある」と語ります。

re

『誰か』はその対策にとあるパスコードを教えてくれますが
それが意味することは……

 

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プレイした感想(ややネタバレあり)

普通のピー音だけでこんなにも驚くゲームはあっただろうか……
(何度も聞いていく内に慣れると思いつつ、ダメでした)

そして、ピー音をひたすら怖くしてくれる全体の雰囲気が絶妙なところが大好きです。

進めていく内に主人公の正体が分かりながらも、実は主人公も●●だったオチは途中で気づくかもしれませんが、ラストに『誰か』からトドメを刺されるように言われるシーンは戦慄待った無しでした。
それに対する主人公の反応が物凄く辛いし、明確化されなかったけど主人公もいずれは…と思うと後味が悪すぎる。救いが全く無い。

ハッキリとした答えは書かれていませんでしたが、
ロボット会社の下請け(人型ロボットのリサイクル業務)で作業をするロボットの話だと個人的には解釈しました。
最期は某個体が言う通り、ラストは新型が来るので主人公は不要になるので同じくリサイクルされるやつ。

リサイクルされている自分がいずれ同じようにリサイクルされていくという皮肉はもちろん、それをただ受け入れることしかできない主人公や各個体に切なさが止まりません。

後半の某コードを入れる際の個体の恨みや諦めで精神値がゴリゴリ削られていく……

将来、本当に人型ロボットが現実になったらこういう世界観が実現するのかもしれないと思うとフィクションには思えずに感じてしまいました。

プレイはこちらから

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