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僕の愛する三匹|個性MAXなアニマルズが迎える『お披露目』の真相とは!?

オチを知るとタイトル画面に何倍もの味わいが生じる物語

出会いは、古びた映画館。

謙虚さの欠片もない黒猫は僕の後について来て、あたりまえのようにアパートの一員となった。
……既に自宅にはペンギンとフクロウが住んでいるというのに。

(動物を拾ってしまうのは、いつも突然だ)

何だかんだ言って連れて来てしまうのも、動物に対して見境がないのも自覚している。

それでも僕は、この行為をやめない。
なぜなら、彼らを愛しているから。

 

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■ゲームへのリンク■
※PC・スマホ、どちらからもプレイも可能です※

ノベルゲームコレクション
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■製作者さまのホームページ■

Twitterアカウント(九州壇氏さま)
https://twitter.com/kyushudannshi1



「僕の愛する三匹」の基本情報

■ジャンル■
超個性的な動物たちと暮らす青年の日常を綴るノベルゲーム

  • プレイ時間/約10分
  • エンディング/1

 

■キーワード■
動物・ペンギン・フクロウ・猫・アパート・爽やかに心に刺さる後味

■オススメポイント■

  • 個性の尖った三匹と暮らす青年の話と思いきや…な、気持ちの良いどんでん返し
  • 何かを作ったことがある人なら刺さるであろう主人公の心情描写
  • オチを把握して2週目をすると、動物に対する描写が1週目とは別味で楽しめる仕様

 

■ストーリー性について■

可愛いけど図々しい猫に後をつけられ、新しい一員にする主人公の物語。
既に一員となっているフクロウ・ペンギンも加わり、コメディな展開が続く中で、だんだんと動物たちの『正体』が分かっていく。
とても爽やかな後味で、特に創作経験者の方には刺さる締め方が魅力。

■プレイのしやすさ■

分岐無しかつ、一気にクリア可能。
周回要素はないが、結末を知ってると抱く感情が異なるので2週目もセットでプレイするのを推奨。

 

「僕の愛する三匹」ここが面白い!

登場する動物たちが濃くて可愛くてクセになる

主人公は、見境なく動物を拾ってしまう『悪い癖』を持っている青年。

その癖は継続されているようで、物語の冒頭では、映画館にてふてぶてしい猫と出会い、自宅アパートへ招いてしまいます。
(無愛想なのに何故か主人公にぐいぐい?来るいわゆるツンデレ系な猫)

 

アパートには既に犬や猫、ハムスター・うさぎなどの同系統または猫より小さい動物がいるかと思いきや、待ちかまえていたのは
『渋い系のフクロウ』と『ガチムチ系のペンギン』でした。

アパートの中に人間・無愛想なツン猫・枯れた悟り系フクロウ・マッチョ思考ペンギン…という非常に濃いメンバーが揃っての物語開始はついつい、つっこみを入れつつ先が気になってしまうこと間違い無しです。

むしろ、アパート大丈夫か!?

因みに、本作は立ち絵無しノベルゲーですが、彼らの文章描写が濃いため、自然とビジュアルが脳内に浮かんでくる仕様となっています。

 

お披露目のチャンス? 主人公&動物たちの関係とは…?

アパート内で寝ていたら突然居座っていたフクロウ
(以後、主人公にやたら説教するポジションに)

トイレで座りこんでいた際に(何故か)出会ったペンギン
(その後、主人公を楽しませる目的で常に筋トレをする日々)

映画館で遭遇した

そして、普通でない三匹と関わりを持つことになった主人公は、彼らの『お披露目の機会』を持ってきます。

大喜びするフクロウとペンギンですが、猫だけは乗り気でなく……

「私たちを飼う時間が無駄だって分からない? 将来、後悔するわよ?」

フクロウ&ペンギンにだけでなく、主人公へ辛辣な言葉をかける猫。
それに対して『お披露目』をやめようかと悩む主人公。

最終的に主人公は『お披露目』をやりとげるのか?
動物たちの存在意義、主人公にとっての動物・お披露目の真相。

全ての事実を知った時、衝撃と共にやってくるであろう爽やかな後味をぜひ体感してみてください。
特に『とある行為』をしたことある方には、良い意味で胸に刺さります。

 



プレイした感想

猫を新しい家族の一員(?)にする主人公が住むアパートにまさか、フクロウ・ペンギンがいるだなんて全く予想できなかったよ……!!!!
しかもめっちゃキャラクター濃いし、しゃべるし!!!!
…な、驚きと愛着があるため、ビジュアルを勝手に妄想して楽しく読み進められたゲームでした。

私自身、動物好き故にプレイしましたが、彼女のいない主人公&動物によるハートフルストーリではない展開がとてもツボです。
(ゲーム紹介画面にある通り、一度でも『物語を作ったことのある人』には途中から物凄く胸に来て良い余韻に浸れるシナリオです)

途中からは不穏な雰囲気が流れつつ、猫による現実を突きつけられるシーンがありましたが、『お披露目』の意味を知ると、ある意味、あれは主人公の葛藤でもあったのかも?と感じたり。
そして、主人公が個性的な動物に悪態をつきながらも面倒を見て、彼らのお披露目をする意味は驚きつつも、序盤のコメディ部分が伏線になっていたのに感動しました。
むしろ、このゲームは2週目が本番なのでは!?と思うほど。
(結末を知っていると、主人公&動物たちの会話に対して、1週目では感じ無かったことが多々、芽生えてきます)

通常時でも十分楽しいゲームですが、
挫折や劣等感で気分が落ち込んだ時にポジティブになれる構成となっているので、該当する方にはぜひぜひこの物語に触れて欲しいです。

 

※以下、ネタバレありの感想がありますので、ご注意※

 

プレイした感想(ネタバレあり)

 

 

動物はリアルアニマルではなく、主人公が作る物語の『要素』だったようで。
出会った場所を考えると
フクロウ→寝てた時に閃いた(出会った)
ペンギン→トイレで突然ネタ・アイディアが舞い降りた(出会った)
猫→映画でインプットした時に閃いた(出会った)

なのかな?と解釈しております。
また、ラストで主人公が更に出会う動物が『大きい=次は長いストーリーになりそうだ』
と語っているに、動物のサイズ・大きさも主人公の脳内で閃いた物のボリュームに比例しているっぽいですね。
性格もアイデアと関連しているのかも?

そして、2週目をプレイすると、人が物語を作るための要素を脳内に入れてどう使うかが練られているなと再度、感動しました。
さんざん、しつこく2週目して欲しいと言っているのはこれが理由です。
(あと、オチを把握後にタイトル画面を見ると、主人公が様々な感情を抱きながらストーリーを描いていたのが分かるので、タイトル画面もぜひ凝視して欲しい)

自分も創作経験はありますが、出来上がるまで苦悩したりするので、主人公が『お披露目(作品を描き上げる)』までの苦悩や思考錯誤パートにはかなり見入ってしまいました。
そして、主人公は動物との出会い(閃きとの出会い)を捨てず、描き切っているという、創作者としてはとても尊敬できる人物だなと……

そう思うと、私はどれだけ閃きを無意識に捨ててしまったんだろうという気持ちも。
ですので、次に閃きがあった場合は、本作主人公みたいにしっかり描き切れるようになりたいものです。
(…となるくらい、とてもポジティブな気持ちになれるゲームでした!)

 

 

プレイはこちらから

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