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LAST.|「よく みて えらんで」→ラスト5分で意味が分かる鬱ノベルゲーム

自分が●●だから、あの人はいなくなってしまった

とある町のケーキ屋で自殺事件が起こった。

外はヤジ馬とマスコミ、中は警察。
残されたXXXは、どうしていいか分からず、室内を歩きまわる。
そして、ケーキのレシピを見つけ、おもむろに料理をはじめた。

あれ を つくろう
よく みて えらんで

まちがえては いけない、ただしいほうを えらぶんだよ

 

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※PC・スマホ、どちらからもプレイも可能です※

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「LAST.」の基本情報

■ジャンル■
自殺事件に巻き込まれたXXXの真実を知って絶望するノベルゲーム

  • プレイ時間/約30分
  • エンディング/2

 

■キーワード■
事件・鬱・記憶・闇が深すぎる・察してはいけない恐怖・ラスト5分真顔必須

■オススメポイント■

  • 最後の約5分で、冒頭に出てくる「よく みて えらんで」の意味が分かると同時に絶望が胸に刺さるストーリー
  • オルゴールが流れるかの如く判明していく主人公・自殺者の背景と正体
  • 前作「re.」をクリア済みだとより世界観に浸れて楽しめる設定

 

■ストーリー性について■

ケーキ屋で自殺事件に巻き込まれた主人公の追憶がメイン。
話を進めていく度にゲーム開始では不明瞭である主人公・自殺者の関係や想いにスポットがあたっていき、暖かく切ない気持ちになる中、どうにもできない絶望感を体験できる。

■プレイのしやすさ■

好きなタイミングでセーブ&ロードが可能。
即死トラップはなく、エンディング分岐も分かりやすいため、シナリオに集中できる。

 

「LAST.」ここが面白い!

憂愁の中で淡々と行われる追憶体験

物語はケーキ屋のオーナーが自殺→警察による調査がされる最中からはじまります。
外には心無いマスコミがいるため、外に出ることのできない主人公は、警察官の進めで店内で待機することに。

その際、レシピを発見した主人公は調理室にこもり、ひたすらにスイーツを作っていきます。

主人公の吹き出しと一致する物を選んでいくことでレシピが完成に近づくと同時に、主人公の記憶が少しずつ語られていく仕様。

モノクロテイストな画面、切ないBGM、どこか無機質な雰囲気から綴られる追憶体験はこのゲームならではな独自性を放っています。

追憶していくことで、主人公の立場や自殺した人物、二人の関係性が明らかに。
自殺者の優しさ、それに救われていたと思われる主人公を知れば知る度、プレイヤーは自然と世界観に引きこまれていきます。

そして、自殺者は何故、命を断たったのかが謎すぎて大きい疑問符が胸の片隅に生まれ、どんどんと大きくなっていくプレイ感も魅力。

料理パートでの選択肢はバリエーションが非常に多く、終盤になっていくと主人公の特徴だからこそな物も登場します。

良い意味でも悪い意味でもお楽しみに!

 

主人公に関する情報を把握した先の悲劇がヘビーなレベルじゃない

追憶パートでまず、驚くのが主人公の設定。
前作の『re.』をプレイ済みですと、よりその設定に感じる部分が出るかと思います。

そして、自殺者の人物像、主人公&自殺者の関係性が他キャラクターとの会話で更に明確になっていく流れに。

主人公に生きる意味・幸せを与えてくれた優しい自殺者。
その自殺者を慕っていた主人公。

二人三脚で時間を重ねて来た関係性は、穏やかに、ゆっくりと本を読むように明らかになっていきます。

あらゆる情報を知った先に分かる真実。

「よく みて えらんで」

ゲーム中、何度も出てくるこの台詞は
最後の最後に意味が分かり、どうしようもない悲しみをプレイヤーに与えてくれます。

そして、それ以上に絶望を抱くのは…………



プレイした感想(ややネタバレあり)

自殺者と主人公の関係を分かってからの突き落とし感、ラスト5分の絶望感がありすぎて前作同様、真顔になってのクリアでした。
とあるキャラのさり気ない台詞で疑問が決定打になって…の流れはぜひゲームをプレイして体感して欲しいです。
(暫くの間、よく みて えらんで の台詞が頭から離れないくらい)

前作をプレイした時にも感じたのですが、淡々とした雰囲気で感情を沸き立たせてくれる部分、とてもツボで大好き。

自殺者に関しては、ああ、だからあの人は死んでしまったのか…という喪失感がやばい……
いかに主人公と自殺者の関係が揺るぎない物だと分かっているからこその辛み。
そして、それ以上に真実を自覚した主人公が壮絶すぎる。

某エンドを迎えた際にとある画面がエンド後仕様になるのですが、様々な答え合わせもでき、かなりゾクっとしました。
やっぱり主人公は最終的に前作・re.のようにアレコレされて終焉を迎えてしまうのだろうか。
あまりにも報われなさすぎる…誰も幸せになってないやん……。
(私はゲームクリアすると、よくキャラのその後を妄想するのですが、このゲームに関してはすればするほど、泣けてくるという)

また、警察官二人の優しさと野次馬・マスコミの心無さの差別化も考えさせられるところでした。
警察官コンビによるちょっとしたコメディな描写が本ゲーム唯一の笑いポイントだったので。
プレイしている限り、警察官たちも最後に事実を知った感じにも見えましたが、もし最初から知っていたら、それはそれでかなり面白いなと感じてみたり。
(特に片方の温厚な方の警察官の接し方とか)

プレイはこちらから

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