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お隣さんの手紙|好奇心に勝てず隣人宛ての手紙を読んだら人生、積んだ

些細なスリルは、次第に明確な死亡フラグへと姿を変え…

使えない新人の指導、他人の尻ぬぐい、恋人との平坦すぎてつまらないやり取り。
何もかもに疲れ、刺激を求めていた私は、数日前から自宅アパートに設置されている隣人のポストに違和感を覚えた。

……平日に限って毎日、同じ状態で手紙が投函されているのだ。

内容は恋人への愛。

淡く、微笑ましい内容は第三者が踏み込んでいけない物だと分かってはいた。
けれど、スリルが欲しいが故に、私は隣人の手紙を盗み見ることを生活の一部に組み込んでしまった。

 

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※PC・スマホ、どちらからもプレイも可能です※

ノベルゲームコレクション
https://novelgame.jp/games/show/2199

■製作者さまのホームページ■

Twitterアカウント(イシカワさま)
https://twitter.com/ishikawa290512

 



「お隣さんの手紙」の基本情報

■ジャンル■
一瞬の好奇心が破滅に繋がる衝撃系ノベルゲーム

  • プレイ時間/約20分
  • エンディング/2

 

■キーワード■
手紙・アパート・ストーカー・まさかの伏線回収・狂気

■オススメポイント■

  • ちょっとした興味をきっかけに主人公に恐怖が襲いかかり、最終的にはとんでもない目に遭うホラー感
  • 段々と狂気度を増していく手紙を読んでいるとプレイヤーまで心臓がドキドキしていく仕様
    (だからこそ、緊張を帯びて選べるエンディング分岐の選択肢)
  • 所々の台詞がラストの伏線に繋がっているスッキリ…に見せかけた(良い意味の)後味の悪さ

 

■ストーリー性について■

主人公が隣人の手紙を盗み見したのがきっかけで、お隣さんの事情を知ってしまうだけでなく、自身にも恐怖が降りかかる話。
手紙の差出人については序盤で察しはつくものの、読めば読む度、怖さが積もって行くストーリー展開が魅力。ラストで判明する某事実は特に必見。

■プレイのしやすさ■

分岐は終盤、1度だけ出る選択肢にて変わる仕様。
セーブは好きなタイミングで出来る。

 

「お隣さんの手紙」ここが面白い!

ふとしたストレス解消が笑えない展開へ直行するホラー感

主人公は入社五年目の中間管理職。
仕事の量は異常で、使えない新入社員との相性は最悪、職場ではヒステリーを起してしまい、部下のミスで取引先には罵倒され、恋人とは特に刺激の無い日々が続く……まさにストレスフルな状態。

そんな主人公の好奇心をくすぐってくれるのは、自宅であるアパートのポスト。

お隣さんのポストには
平日だけ、毎日同じように投函されている手紙』が入っているのです。
しかも、古いアパート故に、手紙は簡単に抜き出せる仕様。

 

鬱憤解消的なスリルを求めた主人公はとうとう、お隣さんの手紙を盗み見してしまうことに。
内容は、涼介という男性が真奈美(お隣さん)へ好意を綴った物でした。

1通目の時点では、それなりに罪悪感を募らせた主人公でしたが、2通目・3通目と盗み見をしていく内に『違和感』に気づきます。
もしかすると、涼介と真奈美の関係は普通のカップルでは無く……?

手紙を読む度に増えていく恐怖と明確になっていく疑問。
『とある答え』が頭に浮かべながらも、何もできずな主人公。
悶々としながらも手紙は日に日に新しい物が投函され……

答えが明確になっていくのに、恐怖は全く解消されず、増えていくたけなストーリー展開、ホラー好きには必見です!
また、某シーンではその恐怖をより色濃くしてくれ、一人暮らしが若干怖くなることも。

 

壁の薄いアパートだからこそ起こりえる聴覚的恐怖

本作の恐怖演出は手紙だけではなく、アパートという自宅設定。
一軒家・マンションとは違い、どうしても、隣または外の音がきこえがちな場所だからこそのゾクゾクさを体感させてくれます。

特に中盤~後半では、聴覚的なホラー要素が複数あり。
しかも現実離れしてないため、主人公と一緒に怖い思いができてしまいます。

過去にアパートに住んでいた方は、特にこの恐怖をリアルに思い浮かばせられるのではないでしょうか?



プレイした感想

好奇心は破滅(死亡)フラグになる……という言葉がクリア後に何度も脳に反芻されました。
(ネタバレなので伏せますが、そもそも好奇心がなくても…ごふごふ)

手紙は1件目からちょっと「ん?」となり、2通目以降からは「もしかして、これって○○?」とある程度、答えっぽいのは分かるものの、主人公がどうにかできる問題ではなく(どこまで第三者がしていいかも分からない状態だし、下手したら逆恨みされる)
その中で手紙が狂気じみていくのがとにかく怖かったです。
気づいたら、自分も主人公と同じくガクガクブルブルしてたという……
アパートならではな聴覚的演出は凄く素敵だったので、ぜひぜひ音はON+大音量でがオススメです!!

そんな中、ラストの数分でまさかのネタばらしが!!!
お陰さまで、お……おまえ……まさか……と暫く混乱状態にさせていただきました。
気になって2週目を即したら、序盤のあれこれが微妙に絡み合ってたのを知れて感動しました。
しかも、それを全く関係の無い人物が知ることになるという展開が最高です。
エンディングはどちらを選んでも……という地獄っぷりもあわせて好き。

手紙の内容が本当なら、あの人は、相当のクズだったんだろうな。

 

以下、ネタバレありの感想

 

 

プレイした感想(ネタバレあり版)

  • 斎藤=真奈美=涼介オチ
    (主人公に虐められてた復讐のために回りくどいことをしてたけど、我慢できなくなったので覚悟しててね★)
  • 斎藤=涼介オチ
    (元々、真奈美のストーカーだったが途中で監視カメラにより主人公を認識し、復讐に)

の2つが頭に浮かんでのクリアだったのですが、恐らく前者だったのかなと個人的には解釈しております。
そもそも、涼介自体、実在してるのかすら謎ですし、主人公は真奈美がどんな人物かも知らないような感じだったので。
そう思うと黒幕こと斎藤が色々自作自演していた数々の奇行が怖すぎる……

ラストの手紙が本当なら、主人公は枕で出世(主人公は女性)&斎藤を執拗に虐めつつ新人じゃできないレベルの仕事を押し付けまくってたやつなんですね。
真奈美の安否を気にしたり、どう行動すべきか悩んでる時は「冒頭のアレはストレスたまりすぎでヒスになってるだけなんだろうな」と感じたのですが、クズだ……。

その後は伏せられているものの、斎藤は相当メンタルがやられていたようなので、手紙に書いてあった通り、主人公をガツンとしてしまったのではと思います。
…で、事件後に例の手紙を見てしまった加賀さんが戦慄するというやつ。
結局、主人公は手紙を読む前どころか、斎藤を会社で虐めてた時点で死亡フラグが立っていたというのが何とも皮肉です。

そして、斎藤は主人公がクソ(+主人公が枕してるから周りは敵ばかり?)な時点で、転職して欲しかったな…そうすればもっと幸せになれただろうにと超余計なお世話なことを考えてしまったり。辛い。

 

プレイはこちらから

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