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リセマラ異世界DK|ひゃっはー、低レアは消毒だぁ!召喚師になって高レア男子高校生が出るまで残酷な運ゲーを強いられる話

ソシャゲシステムを採用したトンデモ異世界ダークストーリー

これは、かつて、ニホンから来たDK(男子高校生)によって危機を救われた異世界の話。
全てがチートなDKは全ての才能を持ち、女性を虜にして敵を葬りさった。

それから時が過ぎ、異世界は再び魔王の脅威に怯えることになった。

そうだ、優秀なDKを召喚して戦わせよう!

国が決めたのはDKの再召喚。
召喚師の『あなた』は、助手のサポートを受けながらDKを召喚し、育成をすることに。
見込みがないDKは●●し、再び召喚をして育成して……

地獄のようなリセットマラソン(リセマラ)がいま、はじまる。

 

リンク

■ゲームへのリンク■
※PC・スマホ、どちらからもプレイも可能です※

RPGアツマール
https://game.nicovideo.jp/atsumaru/games/gm5961

■製作者さまのホームページ■

HIJIKIさまの運営サイト
https://sites.google.com/view/atelierdodd/top
Twitterアカウント
https://twitter.com/HIJIKI06



「リセマラ異世界DK」の基本情報

■ジャンル■
男子高校生のリセットマラソンを繰り返し、伝説の勇者を育てるシュミレーション

  • プレイ時間/1時間~1時間30分
  • エンディング/1
  • 逃げ要素なし、育成要素は話を進めてお察しください

■キーワード■
異世界・男子高校生・召喚・ファンタジー・リセマラ・育成・衝撃の展開

■オススメポイント■

  • 大人気の異世界召喚(?)を、呼ぶ側として楽しめる
  • やればやる度、病んでいくヤバいシステム
  • ダークだけれど、気づくとそのシステムにはまりこんでる中毒性
  • 人によっては性癖に刺さるDKたちの最期

 

■ストーリー性について■

現実世界から男子高校生を召喚→育成→再召喚を繰り返すのがメインかつ、本作の中毒要素。
ソシャゲで当たり前になりつつあるリセマラと召喚を上手く組み合わせた残酷なストーリーは人を選ぶ可能性あり。
結末は意外とあっさりしているが、ある意味この終わり方がベストなのかもしれない。

■プレイのしやすさ■

主人公こと召喚師が男子高校生(=DK)を召喚するシステム故に、クリア条件への達成は運要素が必要となるが、積み要素はなし。
DKとの会話で手に入るアイテム(消費でレアDKが出やすくなる)は使わずに持っていた方がスムーズに進む説は大いにアリ。

 

「リセマラ異世界DK」ここが面白い!

あるある…ねーよ!なトンデモ召喚システム

リセマラ異世界DKは、異世界の召喚師である主人公を操作し、魔王を倒せる勇者に相応しい男子高校生(以下、DK)を当てるまで召喚を続けるゲームです。
(上画像の女性は助手のバニラ)

召喚方法は
『通常召喚(何も媒体を使わず召喚する)』
『特別召喚(あるアイテムを使うとレアが出やすくなる)』
の2つ。
結果は完全ランダムで、強い・弱い関わらず、様々なDKがニホンから召喚されてきます。

召喚したDKは3日間猶予を与えられ、主人公が育成担当になります。

時にはDKの怒りを受け止め、理不尽に同意し、恋バナや趣味の話を聞いたりと信頼を勝ち取っては、心身を鍛えていきます。

選択できる行動に『ころす』が用意されている真意を考えずに…

3日経つと助手のバニラがDKの審査をし、勇者に適しているかを判定。
どうやら、勇者に相応しいDKの条件は『全てのパラ―メータが100を超え』

平凡なDKでは、3日間しっかり育成しても届きません。

素質がなく、育成しても伸び代がないDKの末路…それは処分(処刑)でした。

別世界の住人は、いるだけで世界に大きな負担をかけている。
だから、素質がないと分かった時点でそのDKはいる価値がない。
(そして、DKを元の世界に返す手段は無し)
それが、この異世界での常識だったのです。

 

一方的に呼ばれ、理不尽な目に遭った挙句、泣き叫びながら処刑されるDKを見る主人公にバニラは

「さあ、次のDKを召喚しましょう!」

と明るく声をかけてきます。
実質、こいつが魔王やん…

 

低レアを処分しては、そこそこのDKを試しに育てて駄目ならやっぱり処分。
多少、見込みがありながらも3日では国が求める人材には出来ず……

伝説に相応しい『全パラ―メータ100以上』の激レアDKが出るまで、主人公はバニラの言うまま、DKの召喚・育成を続けます。

本当に勇者レベルのDKは存在するのか?
3日という短期間でDKを育てる方針は間違っているのではないか?
という疑問を抱きながら。

 

DKとの触れ合いと別れ→処刑の罪悪感が段々麻痺するヤバさ

本作は倫理性が問われるとんでもないゲームですが2つの面白さが絶妙故に、やればやるほど、DKコンプに夢中になり、未召喚DKやレアDKがでるまで、ひたすら召喚を繰り返してしまいます。
重複したDKは「またか…」と舌打ちを交え、速攻で処刑してしまうことも。
(※召喚後、3日間の交流・育成をせずに処刑できる『ころす』コマンドが選択可能)

そんな2つの面白さですが

まず1つ目はDKと織りなす会話の面白さ。
会話システムでは、DK自身の設定が知れるだけではなく

  • 意味深、不穏な将来を予期する台詞
  • 友好関係が分かる台詞
    (実はこのDK同士にこんな関係が~的な楽しみがあります)
  • 謎に包まれてる主人公に関する台詞
    (主人公はビジュアルが見えず、ただバニラの言うことに従ってるので不確定な部分が多い)

などが見れることも。
伏線や関係性の開示は設定系好きさんにはたまりません。
(個人的にオススメなのは↓画像の浮舟くん。処刑シーン含めてゾワっときます)

そして、2つ目はDKたちの処刑シーン。

『結果を残せないDKは、儀式めいた殺人で魂ごと殺しきる必要がある』
という、設定のある異世界では、DKが絶望して命を落とすように、あらゆる方法で処刑が行われます。

DKの設定を踏まえ、恐怖心を最もあげていく処刑方法はもちろん、唐突な死を前にして最後の叫びを残すDKの姿は圧巻かつ胸に刺さるもの多し。

中には新しい性癖(?)に目覚めるものもあり、不謹慎ながらも、新しいDKが来ると「このキャラはどんな風に散るんだろう」と妄想が止まらなくなります。

 

スピンオフゲームも公開されました!

作中、理不尽な目に遭うDKたちの穏やかな日常を綴った『おさんぽ異世界DK』が2019年12月8日に公開されました。
90%は、ほのぼのとしている上、各キャラの新たな一面を堪能できるので、クリア後はぜひ一緒にプレイしてみてください。
また、本ゲームでは明かされなかった残酷極まりない秘密も!?

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プレイした感想

ソシャゲ&リセマラ(レアや目当ての物が出るまで初期ガチャを繰り返すやつ)がはやっているからこそのテーマかつ、残酷なのに召喚・育成・処分が止まらない凄いゲームでした。
しかも、世界観がトレンディーな異世界だったのがWで面白かったです。

1人目に召喚されるチュートリアル系男子の小野タクトくん、異世界ラノベならハーレム系チート勇者になれたかもしれないのに……無念。
小野くんは、『ありふれた』『スマホ』がやたらキーワードにされてたので、元ネタを予想するのがはかどったキャラでもあったり。

最初の2~3人までは「頑張れば、いいDKがくれば条件に達せられるのでは?」や「低レアでも何かしらをすれば生きのびさせられるのではないか?」と希望色の強い感ができるものの、4人目、5人目…となると感覚がマヒしていくシステムが憎く最高です。
(思い入れのあるDKだったはずなのに、何度も出るとイラっとして速攻『ころす』を押して再召喚してしまうやつ)

オチはDKたちや途中のバニラとの会話で何となく予想できましたが、某キャラの恨み台詞や復讐を果たした彼のアレコレを考えて呆然としていたらエンドロールが終わっていました。
うん、あれで良かったんだ。彼の選択は正しい。
主人公&バニラ&国の人間たちザマア!!になったプレイヤーは大多数かと思います。
けれど、一人になった”彼”はあの後どうするんだろう…という悲しみが抜けずにいるんですがどうしよう。

DKたちは、心が海より広いであろう温厚系男子の悠木くんと、堅物眼鏡男子(けど母親想い)の湯島くんと、ミステリアスかつ処刑時の反応に寒気がし、遺品のテキストがガクブルの浮船くんが推しです。

推しができると処刑シーンでちょっと興奮するのも楽しみの1つです。
…それが良いのかは何とも言えませんが。

 

設定資料集がBOOTHにて販売中!

もっと、リセマラ異世界DKの世界を知りたい方に必見な設定集がBOOTHにて販売中です。
DKたちの設定・制作秘話・『一緒に休日を過ごすなら?』をテーマにしたスペシャル企画が掲載されているボリューミーかつ、濃い内容。

HIJIKIさんの制作に至るコメントがとても面白いです。
(アキラの好物項目と詩音がデート時に作ってくれる○○に関連性を感じずにはいられない…!)
マツリのオタ彼としてのスペック高すぎ…///

BOOTHへのリンクはこちら

プレイはこちらから

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